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絵画の真贋、贋物を見抜く力

2021年04月19日(月)

真贋、贋物を見極める。これは画商ならすぐにわかるのでしょうと思われる方もいらっしゃると
思いますが、多くの作品を観て、沢山の経験を積み、何よりも本物をどれだけ観て触れてきたか?というのが大事です。なかなか手ごわい贋物もあります。

本当に良く出来ていると感心するような贋物もあります。手が器用で絵の上手い人物が作成しているのでしょうが、しかし、どんなに良く出来た贋物でも、所詮は贋物。やはり違和感があるのですよね。

まず私は筆のタッチと全体をみます。そしてサイン。どんな額縁に入っているか?
日本画ならどんな和紙を使用しているのか?掛軸ならどんな表装をされているのか?共箱はあるのか?
洋画であれば、キャンバスの質や古さもポイントになります。
色々な贋物を観てきましたが、やはりサインに違和感を覚えることが多いですね。
人の字体を真似するのは、かなり高度な技術が必要です。筆払いや、筆の止め方にもそれぞれ癖があるものです。
上手く書きすぎて不審に感じるサインも沢山観てきました。
前にもお話したことがありますが贋物の作品は額縁がお粗末な物に入っていることが殆どです。

贋物を作成するような作品は、かなりの大家の先生のものが多い訳です。真贋でお粗末な額に入っている事はありえません。この先生にはこの額縁店の額しか使わない
という場合もありますし、金の額縁も本金を使用します。

大家の先生の作品は古いものが多いのですが、シミ一つなく、キャンバスの裏を見ると新品のように新しかったり、
どこかに必ず落としどころが見えてくるのです。
これだけ経験を積んでも、騙されてしまう事もありますから日々、勉強ですね。

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