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昔だったら、ありえない信頼関係!

2013年03月15日(金)

 

絵画買取の問合せから始まったエピソードをお話したい。

 

 

「児島善三郎の絵の事でお話をしたいのですが?」との問合せ。

 

「お売りになりたいのですか?」、「お探しなのですか?」

 

と尋ねたところ、電話の主はこう言った。

 

「絵画を買いたいのですが相場はどの位ですか?」

 

かなり絵画に詳しいお客様だなぁと思った。

 

作品年代とモチーフを聞いたところかなり精通した方である。

 

 

残念な事にお客様のご希望の作品がなかったので、

 

 

「時間を頂ければ探しましょう。」と伝えた。

 

とても絵の好きなお客様だったので、その後も絵の話に会話が弾んだ。

 

話しているうちに、お客様の知識がすごくある事がわかった。

 

そこで、「お手持ちの作品は、どんなのがあるのですか?」と

 

尋ねてみた。   すると・・・・

 

「1950年代の織田広喜先生の作品を持っています。」と言う。

 

画商でありながらファンでもある織田先生の話がでたので

 

ますます話しが弾んでしまった。

 

私は、織田先生には45年間、お世話になっていた事や先生とのエピソードを

 

懐かしく思いながら伝えた。

 

ここまでの事は、初めての電話でのやりとりの内容である。

 

その後、お互いの手持ちである作品画像をメールで送りあったり、

 

織田先生の1950年代、1960年代の作品の素晴らしさについて

 

お客様であるのも忘れ、感想を交わして盛り上がっていました。

 

それから数日して、私が送った作品画像の中に画集掲載されている

 

作品をとても気に入って頂けた。「購入したい!」と言う。

 

私の長い画商人生で電話とメールだけで商売になったのは

 

初めてのことでした。画商同士の取引であれば、電話1本でやりとりする

 

事はあるが、相手は顔も知らないお客様である。

 

お互いに声だけで成り立つ信頼関係の中、決して安い金額ではない

 

お金を振込ますと言う。

 

1950年代の織田先生の作品を気に入ってくださったのは大変、

 

嬉しいことではあり、顔を見たこともない私を信用してくれている事に

 

とても嬉しく思った。

 

昔は美術品というと投資の一部になった時代もありました。

 

近年は、本当に絵画が好きで予算にあった作品を集めるコレクターが

 

増えている。

 

画商を40数年していて、こんな商売の仕方は初めてである。

 

今も四国の方とはメールや電話などをして親しくお付き合いをさせて

 

いただいている。

 

いつの日かお目にかかりたいと思いながら。

 

 

 

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