犬派、猫派と言いますが、どちらかというと犬派だった私です。
随分前の話になりますが、ひょんなことから猫派になってしまいました。
ある時、家の前でケガをしている黒猫をみつけました。
可哀想に思い、動物病院に連れていきました。
首輪もしていないし、野良猫のようでした。
ケガが治るまでと家で快方してやりました。
ところが元気になっても外に出て行こうとしません。
姿をみないな?と思うとひょっこりと戻ってくるのです。
黒毛の艶もよく綺麗な猫でした。
一緒にいる時間が増えるとだんだん私も愛着が湧いてきて、家で飼うことにしました。
名前も「ラッキー」とつけて可愛がりました。
もともと野良猫だったこともあり、気性の荒いところもあり、よく手を噛まれたりしたものです。
今でもその痣が残ってるほどです。
そうかと思うと甘えてきたりして自由気ままに過ごしているようでした。
私が「散歩に行くよ!」というと「ニャー」と言って、私の後ろをついてきます。
猫ですが、散歩は必ず誘うと一緒にきました。
懐いているのか、小ばかにしているのかわかりませんでしたが、
ラッキーが我が家にやって来てから色んなことが順調に進むことが多く、
名前の通り幸運を持って来てくれる猫なのかな?と良く思ったものです。
もう、ラッキーは年をとり、老衰でなくなりましたが、
ラッキーがいた頃は本当に良いことが舞い込んで来たなと
しみじみ今でも感じています。
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