先日、こんな立派な贈り物を頂きました。
皆様、こちらはご存知でしょうか?
沖縄県では、行事ごとにご先祖様にお供えものをする
見慣れた光景でもあります。
実はコチラは「御三味(ウサンミ)」と、いいます。
「御三味」とは、沖縄の方言で「おさがり」
という意味があります。
折角なので「御三味」の由来を調べてみました。
中国の豚や鳥、魚のお供え物をするしきたり
「三牲(さんせい)」が沖縄に伝わったとうです。
そして、重箱を箱に詰めて運ぶというのは、
日本から伝わった伝統との事。
…なるほど。
沖縄はよく「ちゃんぷるー文化」とも言われていますが、
中国や日本との文化から、自分たちに合う様式を取り入れ、
うまく組み合わせて新しい文化を創り出したのですね!
沖縄の「御三味」は、だいたい7品~9品詰めるというのが
決まっております。
だいたいの中身は…
天ぷら、煮付けられた昆布、こんにゃく、三枚肉、ごぼう
厚揚げ、かまぼこ…などなど。
ですが、詰め方や豚肉の向き、昆布の結び方などは、
地域や家庭によっても様々です。
お味はというと…間違いのない安定の美味しさでした☆
現代風にアレンジするのも良ですが、昔からの
伝統を重んじて、それを受け継いで継承していくのも
大切な事ですね!(^^)!
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