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紙に関する用語

画仙紙 (がせんし)

「画仙」 とは優れた画家を指し、画仙の使う紙という意味。

二層紙 (にそうし)

二層により構成されている紙。墨色の出やすさとにじみの良さが特徴
表装する時には一層を剥がす。

鳥の子 (とりのこ)

雁皮(がんぴ)を原料とした和紙。極めて上質の紙で、紙の色が鳥の子、
鳥の卵の殻に似ていることからこの名が付けられた。
産地は福井県、石川県、徳島県など。
現在は三椏(みつまた)を原料とした鳥の子を製造する技術が進んでいる。

唐紙 (からかみ)

主に襖や壁に使用される和紙。
元は中国(唐時代)から料紙(書道用紙)として伝わったもの。

紙本 (しほん)

和紙の本紙を指す。麻紙(まし)も紙本の部類。

絹本 (けんぽん)

絹の本紙を指す。

全紙 (ぜんし)

画仙紙の全判を指す。縦4尺5寸×横2尺3寸。

半切 (はんせつ)

全紙を縦半分に裁断したものを指す。縦4尺5寸×横1尺1寸5分。

聯落 (れんおち)

「連落」とも、全紙の縦1/4に裁断したものを 「聯(れん)」 といい、
聯を落とした残り3/4を指す。

懐紙 (かいし)

縦1尺2寸×横1尺6寸。
このサイズの和紙を懐(ふところ)に入れて持ち歩いていたため、この名が付いた。

掛け軸の取り扱いの注意

掛け軸は薄く弱い本紙を守るため和紙を何重にも裏打を行い仕立ててあり、和紙は常に息をしています。空気中の水分を吸ったり吐いたり、同時に空気中の花粉・カビの胞子・など悪影響を及ぼす分質まで吸い込み付着します。

◆掛け軸を掛けっ放しにしない(出来れば年に数度の掛け替えが望ましいです)
◆掛け軸を巻き収める時は、湿気の多い日はさける(カビの原因となります)
◆掛け軸を巻き収める時には、柔らかい羽根ほうきで誇りをはらう(要注意)
◆掛け軸を巻き収める時、けしてきつく巻かない
◆紙を食べる害虫は現在でも結構生息しています。防虫香をご用意下さい。
◆掛け軸を傷める最大の原因は掛ける時と巻き収める時です。(細心の注意をして下さい。)

保存箱

昔から大切な着物などを桐たんすに収納している事からも、掛け軸の保存箱に
最も適しているのが桐箱と言われております。
また、茶人には侘びた茶掛けに合うとして杉箱も好まれましたが、圧倒的に多く保存箱と使用されているのが印籠式の桐箱と言えます。

特に大切な作品や傷みのある作品には太巻き芯付きの桐箱が最も適切と言えます。ただし大変高価なため一般的には中々普及していないのが現状です。

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