再び、久しぶりのブログになってしまいました。
1年がこんなに早いものかと今年ほど感じた事はない年でした。
今日は、今月、今年最後の業者間だけの交換会でした。
今日の交換会は洋画と版画がメインの会です。
正直、業者間の会は、私の撮影もひどい事もありますが
オヤジばかりが群がり、殺風景なものです。
今年最後ということもあり、作品数は数が多かったようですが
競りは活発にテンポ良く売買が成立していきました。
交換会といえば、思いだしました!
よくお客様に質問されることがあります。
「オークションと交換会の違いは何ですか?」
私は普段、当たり前のように参加しているので
考えたこともなかった事ですが、お客さんは混乱するようです。
オークションというと、一般の方も業者の方も一緒に競り合い
売買ができる場所です。
何より違うのは事前に内見会があることでしょうか?
交換会は先程も述べたように、業者間だけで競り合う場所です。
事前に作品を見ることはありません。
その場、数秒で金額を競り落札され、作品が次々と変わります。
この二つを合わせた会は、月に何度もあるわけです。
私が参加している会の数を数えてみると
12回もありました。
月の半分が絵画の相場に立ち会っていることになるわけです。
月半分を競り合う会場に立ち会っていること、
これを40年以上も繰り返していることこそが
自然に相場観が染み込んでいるのかもしれませんね。
絵画の相場は日々変わります。
私も日々勉強です。
今年も後わずか。
来年の相場が上向きになる事を祈りたいものです。
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