6月から様々な自粛が解除され、それに伴い美術品のオークションも
開催されました。
オークション会場というとどうしても多くの人が集まり
密になるイメージがあると思います。
オークション会場ではどんな対策をしているのでしょうか?
当ギャラリーでは東京で開催される様々なオークション(交換会)の
会員になっておりますが、そのひとつの千束会の対策について
お話しいたします。
千束会は日本最大の個人交換会です。
交換会は公開オークションとはひと味もふた味も違う
美術商同士の交流の場でもあります。
この千束会では密を避けるため参加出来る会員を絞りました。
千束会のほうで一任された人のみ参加できる方式です。
参加出来ない会員で出品したい作品がある場合は
会に預けて委託してくださいとのことでした。
先日の7月9日㈭の開催の案内を頂きました。
*場所は東京美術倶楽部、室内換気のため窓は全開。
*出席者は1名のみ。同伴者は控え室にてモニター見学です。
その同伴者も1名のみです。
*全員指定席です。参加した安食によると席はかなりのソーシャルディスタンスが
とられていたそうです。
*会終了後、出席者名簿を東京美術倶楽部に提出します。
*入場前にて指の消毒、検温を実施します。
37.5℃以上の方はお断りさせていただきます。
少しでも体調のすぐれない方はご参加をご遠慮願います。
*マスクは必ず着用してください。
*コロナウィルス感染拡大防止及び食中毒予防のため7月8月は
昼食の用意はございません。出前も禁止となっております。
と、こんな感じで安全対策を講じての開催となっているようです。
今のところ感染者は出ておりません。
どうかこのまま安全に感染者を出さずに開催できますように
祈るばかりです。
by Utada
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