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画商安食が語る令和時代の絵画の買取・販売事情

平成、令和となり、絵画の趣味志向、人気作家なども大きく変動してきました。

昭和まで遡れば、掛軸の人気があった時代があり、床の間に季節ごとにかけ替えるのが習慣としてありました。
茶室には、必ず必要なものでした。

また、昭和の時代は洋画では東郷青児、牛島憲之、小磯良平、藤田嗣治など数をあげたらきりがないほど大勢の人気作家さんがいました。

日本画では、東山魁夷、平山郁夫、横山大観、上村松園など、洋画と日本画の人気のある作家さんの価格は高騰していきました。

令和に入ると、人気作家も大きく変わりました。

そのため、絵画買取をする際も、お客様に満足して頂く金額をお話することは難しい時代になりました。
今も、そんな中で根強く、相場があるのは、棟方志功、片岡球子などは値段がしっかりとしている作家です。

では、今はどんな作家が人気があるのでしょうか?

やはり、今は活発に勢いのあるのは、現代アートです。
今、人気のある作家、値段が高騰している作家を数名あげるとすれば、KYNE、KAWS、関根伸夫、篠田桃紅、BANKSY(バンクシー)、奈良美智、ロッカクアヤコなどでしょう。(これらもほんの一部にすぎません。)

これから絵画の購入を考えているのでしたら、現代アートは価格が暴落することもなく安心でしょう。
もちろん趣味で購入される方は好きな絵画を選ばれるのが一番良いと思います。

ここで1つ、最近の絵画買取で実際にあったケースをお話しましょう。

ケース① A様の場合

メールにてお問い合わせを頂く。(既に当画廊が初めてではなく6社目の問い合わせとの事)
お父様が、購入したものとの事で30年は経っているという洋画です。
30年前は、まだバブルの余韻が残り、絵画は一番高値の時期でした。

A様の話
「どこの画廊に問い合わせをしても、驚くような安価な金額を提示されました。やはり、この絵はもう価値が下がってしまっているのでしょうか?」

とても残念そうでした。

作家にもよりますが、大きく下がった絵画も事実としてあります。
A様にもお話しをしたのですが、即買取の場合、画廊もその作品をどこかへ売却しなくてはいけません。
そうなると画廊が売るところは、デパートや画廊にお越しになるお客様か、画廊業者だけの交換会で売る方法の2つしかありません。

➡では画廊はどのように値段をつけるか?
お客様に売るには時間がかかります。そのため殆どが交換会で売ることでしょう。
そのため、実際にお客様にお伝えする金額は、交換会で売れるそれ以下の値段を伝えることになります。

💡当画廊は、だからこそ即決で価格を言いません。
なぜなら、あえて即買取をせず業者間の交換会に出品して差し上げるからです。

ここがポイントです!
出品した時に、たまたま、その作家の絵が欲しい画廊がいることもあります。
A様のお持ちの作家を探していて、得意としている作家だという業者が何社かいると競り合うことになります。思いもかけず予想以上に値がつきました。

A様の場合、運もよかったのだと思いますが他の画廊で言われた金額より倍以上の値段が付いたのです。
とても喜んで下さり、私もホッとしました。

この流れで絵画買取をしてお互いWINWINの関係になりました。

お客様の満足の行く価格になるかは、作品を見なければわかりません。
しかし、納得をして頂く事に努めているのが当画廊です。

絵画のことでしたら、どんな些細なことでも、お気軽にご連絡ください。

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