1999年発刊の本です。
ミニマミストとか断捨離とか、今では認知された
言葉ですが、その先駆けと言える本だと思います。
料理研究家である筆者がシンプルライフに目覚める
いきさつを書いた本です。
40代で英国に単身で語学研修に行き、
他の外国人留学生との旅行を通じて、
物を持たずに生きることの価値に気付きます。
調理器具は少なくする、
食器は日ごろから高級品を使い込む、
ホームパーティーは日ごろの食事でもてなす、
使わないものは置かないなど、
生活の知恵がいっぱいです。
同様なノウハウ本はいろいろありますが、
筆者の経験を踏まえて説き起こしているので、
説得力があります。
この本を購入してから、何度となく読み返し、
日々の生活を改めています。
私には子どもと夫がいるので、なかなかこの本のとおりにいかない事もありますが、
キッチン、クローゼットがごちゃごちゃしてきたら、
大原さんの言葉をもう一度頭にいれて、
整理すると思った以上に片付きます。
調味料なんかもついたくさん買いがちですが、
基本を抑えると本当にすくない数で
足りるんだなと実感できます。
こんまりさん(近藤麻理恵さん)の本も
熟読しました。ときめかない物はサヨナラしちゃう
彼女のやり方と基本精神は同じだなって思います。
長いおうち時間におすすめです。
by Utada
「少ないモノでゆたかに暮らす ゆったりシンプルライフのすすめ」
著者 大原照子
大和書房
私が購入した当時は1400円+税でしたが
今は税込1,980円になっているみたいです。
- 前の投稿:「カーネーションは案外難しい」→
- 次の投稿:「医療関係者に感謝~頑張れ慶應病院!」→