Author Archives: ajinki29

鈴木 美登里 新作入荷情報②

2021年05月19日(水)

期待の新人作家、鈴木美登里 先生の新作が入荷いたしました。

30号 90.9㎝×72.7㎝(絵画サイズ)岩絵具
販売価格 750,000円(税込み)
※ ただ今50%offで販売しております。

20号 72.7×60.6cm(絵画サイズ)岩絵具
販売価格 500,000円(税込み)
※ ただ今50%オフで販売しております。

お問い合わせはギャラリーアート六本木
℡ 03-3405-0533
mail info@g-a6.com
までお気軽にどうぞ。

画家・華道家 鈴木 美登里(すずき みどり) プロフィール

1976年2月21日  茨城県生まれ
           中学時代から様々な図画・絵画のコンクールに入賞する。
1994年       名古屋芸術大学洋画家専攻入学。森真悟、和田義彦、原田久に師事。
1998年       同大学卒業。エクステリアプランナーの資格を取得
2004年       ㈱ロイヤルガーデンでエクステリアガーデンデザイナーを2年務める。
           大田区、世田谷区を中心にいくつかの邸宅の造園デザインを手掛ける。
2011年       デジタルハリウッドのプロフェッショナルWebデザイナーコース入学
           ・卒業。
2012年8月     日本フラワーデザイナー協会3級資格取得  
     9月 草月流入門 池澤紅陽門下となる。
2018年       いけばなインターナショナルに推薦され同年のI.I.Exibitionから
パフォーマーとして参画する。

入賞記録
 
中学生海の図画コンクール 銀賞
第26回中学性海の図画コンクール 銀賞 
 第27回中学生海の図画コンクール 金賞 
 全国中学校海の図画コンクール 奨励賞
 全国海の図画コンクール 佳作
 財団法人朝日生命善行児童生徒絵画コンクール 佳作

出展記録
   
2015年~2019年 草月生け花展 (日本橋高島屋)
2018年      鉄花器オリンピック生け花展 (草月会館)
          生け花インターナショナル会員による迎え花合作 (KKRホテル東京)
生け花インターナショナル会員による生け花展 (KKRホテル東京)
          草月生け花展 (玉川高島屋)
2019年      第101回 草月生け花展 (草月会館)
2020年      生け花インターナショナルフェア (ロイヤルパークホテル)

現代アートの人気

2021年05月18日(火)

私が駆け出しの画商の頃は、文化勲章作家や日展会、
二科会やその他多くの会がありますが
そこに所属している作家に人気がありました。
日本画、洋画、版画、彫刻、工芸等、作家が賞を取ると、たちまち注目され、
デパートで個展が開催されたり、デパートにこぞって絵画を購入する人たちがやってきたものです。
その頃のことを思いだすと活気があって、懐かしく思います。
そんな人気作家が今は大きく変わり始めています。
「現代アート」と言われるものがブームになり、お客様の趣味趣向が徐々に変わりました。
昔だったら、「漫画じゃないか?」、「おもちゃのようだ。」と思っていたものが、オークションで
何百万、何千万と値がついているのです


現代アートの人気作家 「ロッカクアヤコ」先生の作品

逆に昔、人気のあった作家の値は下がる一方です。これが時代の流れというものでしょうか?
絵画の見方が変わってきたのでしょう。インテリアの一つと考える方もいます。
住居様式も床の間があり、畳で敷き詰められた日本家屋は、見ることが少なくなりました。
それと同時に家に飾りたい作品の好みにも変化が出てきたようです。
グラフィックアートやキャラクターの作品に注目が集まるようになったのです。
現代アートはこの先、ますます話題と人気を高めていく事でしょう

人脈があるという事

2021年05月10日(月)

一言で「人脈があります。」と言われたら、あなたならどんなイメージを持たれますか?
交友関係も広く、職種や年齢に関係なく幅広い層の人達を沢山知っていることでしょうか?
商売をしている中で、人脈が多いのに越したことはありません。
お客様が沢山いる事は、大事な人脈です。
私は画廊の商いをしている中で本当に自分にある人脈に助けられてきました。
絵がなかなか売れずに困っていた時に助けてくれたのは、まさに人です。知人です。
若い頃、絵を数点載せて、知り合いのところを回ったことがあります。
押し売りはしたくは無いので、久しぶりの無礼を詫びつつ挨拶周りをしたのです。
すると、どこに行っても「久しぶりでしたね。元気でしたか?」と快く迎えてくれました。
誠に有り難いことです。
そして、こうも言ってくれる方もいました。
「今日はどんな絵があるの?」と見たいと言ってくれるのです。
そんな時には必ず絵を購入してくださり、他に絵が欲しい知り合いまで紹介して下さるのですから
有り難いやら、人の親切心に改めて頭が下がります。
今までそうやって、少しずつ出会いが広がり、
一度お世話になった人とは縁が切れないような、お付き合いをしてきています。
絵を購入して下さった方の恩は一生忘れないと心に決めています。

洋画家 山中雅彦先生について②

2021年04月30日(金)

そんなある時、山中先生は利き腕を大怪我してしまいます。

山中先生は左利きなのですが、ある日自転車に左腕を激突し、
そのまま当て逃げされてしまったのです。

左腕の拳を痛めたとかでもう、左手で筆が持てなくなってしまったのだそう。
なんともやるせない出来事です。

ところが、先生は利き手ではない右手で筆を持ち
静物画を完成させて持って来たのです。

それは利き手で書いた作品と変わりなく素晴らしい
ものでした。


「果物のある静物」4F
山中先生が利き手ではない右手で書かれた作品です。

この先生の精巧な技術は誰にも真似の出来ないものです。

これだけの巧みな技術をもった作家さんですから、

私も今後とも応援して行きたいと思っています。

先月、3月16日のことですが、テレビ朝日系列の「じゅん散
歩」という番組で山中先生の作品が紹介されました。

タレントの高田純次さんが桜新町を散歩中訪れた
「長谷川町子美術館」。

美術館の所蔵作品の中に山中先生の作品が3点あったのです。

しかも、一番の特等席に展示されていました。

美術館の作品なのでここではご紹介出来ませんが

お散歩がてら長谷川町子美術館へ行かれてはどうでしょう。

洋画家 山中雅彦先生について ①

2021年04月26日(月)

洋画家 山中雅彦先生が私の画廊を初めて訪れたのは
4年程前のことでした。

山中先生は平成元年頃は号10万円は軽くした
売れっ子作家でした。

3号で60万から80万だったりという事もありました。

写実を描かせたら右に出る者は居ない
と言っても過言ではない匠な技術の持ち主です。

その写真のような精巧な静物画は目を見張るものです。

そのような実力のある売れっ子作家でしたので
山中先生のことは良く知っていました。

ところが彼も今の現代アート主流の波に押し流されて
とても苦労している様子でした。

彼が私の画廊に来た目的はやはり自作作品の売り込みでした。

その匠な技術は健在で本当に素晴らしいと思いました。

私は快く彼の絵を買い取りました。

才能ある作家を助けるのも画商の務めでもあると思っています。

それから彼は作品が出来上がると
作品を送って来るようになりました。

ときには生活が大変らしく前払いすることもしばしば…。

世の中の流れが現代美術に動き、既存の作家さん達は
大変苦労の世の中なのです。

山中先生都のエピソードはまだまだ色々ありますが、
また後日お話しいたします。

商いのスタイルが大きく変化

2021年04月21日(水)

絵画買取の仕事をしていますと、電話やメールでの問い合わせが多いので、携帯を手放す事が
出来ない時代になりました。
極端な話、画廊を構えていなくても携帯1本さえあれば、
仕事が出来てしまう世の中になりつつありますね。
数十年前では考えもしなかったことです。
私も高齢ではありますが、時代の波に取り残されないように必死に勉強をしました。
携帯を持っていても電話しかしなかった自分が
今はスマートフォンでメールのやり取りをしたり
写真画像を送り、サイトの確認、検索と出来るようになったのですから
自分を褒めてあげたいです。

今やネットが使えない者は
仕事が無くなってしまうと言っても大袈裟ではないでしょう。
オークションも動画配信するのがあたり前の時代です。
やり方が古い画商の世界でも、
とうとうネットなくして商売が出来ない時代へと変わって来ました。
そう考えるとネットの波に乗れたことに安堵しています。
もしも、いつまでも古い商いのやり方で通していたら、
今の画廊はとうに無くなってしまっていたと思います。
そう考えるとゾッとします。

絵画の真贋、贋物を見抜く力

2021年04月19日(月)

真贋、贋物を見極める。これは画商ならすぐにわかるのでしょうと思われる方もいらっしゃると
思いますが、多くの作品を観て、沢山の経験を積み、何よりも本物をどれだけ観て触れてきたか?というのが大事です。なかなか手ごわい贋物もあります。

本当に良く出来ていると感心するような贋物もあります。手が器用で絵の上手い人物が作成しているのでしょうが、しかし、どんなに良く出来た贋物でも、所詮は贋物。やはり違和感があるのですよね。

まず私は筆のタッチと全体をみます。そしてサイン。どんな額縁に入っているか?
日本画ならどんな和紙を使用しているのか?掛軸ならどんな表装をされているのか?共箱はあるのか?
洋画であれば、キャンバスの質や古さもポイントになります。
色々な贋物を観てきましたが、やはりサインに違和感を覚えることが多いですね。
人の字体を真似するのは、かなり高度な技術が必要です。筆払いや、筆の止め方にもそれぞれ癖があるものです。
上手く書きすぎて不審に感じるサインも沢山観てきました。
前にもお話したことがありますが贋物の作品は額縁がお粗末な物に入っていることが殆どです。

贋物を作成するような作品は、かなりの大家の先生のものが多い訳です。真贋でお粗末な額に入っている事はありえません。この先生にはこの額縁店の額しか使わない
という場合もありますし、金の額縁も本金を使用します。

大家の先生の作品は古いものが多いのですが、シミ一つなく、キャンバスの裏を見ると新品のように新しかったり、
どこかに必ず落としどころが見えてくるのです。
これだけ経験を積んでも、騙されてしまう事もありますから日々、勉強ですね。

若気の至り?若いから出来た経験

2021年04月14日(水)

少し、昔の話をしましょう。
私が画商になってから50年以上とよく言ってきましたが、これから話をするのは今から40年位前の話です。
その頃は日本経済もよくバブルの走りでした。絵を買って下さるお客様も沢山いて、皆が
楽しく盛り上がっていた時代です。この頃は、本当に画廊で昼寝していても絵が売れるような
時代でした。贅沢な話ですが、そのうちに暇だな~と思うようになってきたのです。
そして思いついたのが、副業です。私の家は4人兄弟の男ばかりの家に母と5人暮らしでした。
母は病弱だったので、よく食事の支度を手伝っていました。中でも私は得意気にカレーライスを
作ったら僕が一番うまいぞ!と自慢していたものです。
そんな幼少時代のせいでしょうか?カレーショップをやろうと考えたのです。
画廊をしながらのカレー屋です。六本木にいい物件があり、
そこで「アジンキ」というカレーショップを始めたのです。
立地もよかったこともあり、オープン当初は大盛況でした。

芸能人の方も沢山食べに来てくれました。すっかり私は天狗になり、両立している青年実業家気取りで
TVにでた事もあります。
若い頃というのは、勢いで何でもできると思ってしまうのですから恐ろしいものです。
しかしカレーショップの景気は長くは続きませんでした。だんだんお客様も減っていくようになりました。所詮、素人が作ったカレーです。最初は物珍しくて来てくれたお客様もだんだん来なくなってしまい
ました。それでも、店を起業するための資金は全て返済し5年程、続けたのでしょうか?
やはり二足の草鞋は履いてはだめです。画商を本業として1本でやろうと決めました。
そして今に至っています。今、思い返せばよくあんな事を始めたものだと思います。若気の至りという
ものでしょうか?しかし、それはそれで楽しい思い出でもあったりもしております。

絵画買取でのエピソード

2021年04月12日(月)

先日、買取依頼があった時のお話しを致しましょう。

お客様の所に出向いてみると美術品から骨董品までかなりの数を収集しているご自宅でした。

あまりの多さに驚かされましたが、ここから値踏み(値段をつけていく事)するのが大変です。
お客様はそれなりに気に入って購入し集めたものですから期待も大きいのですよね。

私からみると、工芸品(飾って楽しむ物)の部類に入るものも多くありました。

言い方によっては、気分を害してしまわれる場合もありますので、丁寧な説明が必要となってきます。
相場がある程度あるものは、お客様が安くても納得して頂ければ、買取は可能ですが
画廊では、あまり取扱いをしないものは、一番頭を悩ませます。

昔のコインだったり切手だったり、こういうものは興味のある人がいると高い値が見込まれて
想像以上に値段が付くこともあったりするかもしれません。

なかには名品が隠れている場合もあります。

そして何より大事なのは保存状態です。

折角の名品がシミだらけだったり、「鑑定証」がなかったりするので、
買取から売るまでに細かな工程をしていかなければ、高く売れる物も安くたたかれてしまうことになるからです。
シミ抜きと「鑑定証」を用意するとなると、金額もまとまったものになるので、お客様が納得して頂けないと出来る事ではありません。

私がいつも思うのは、沢山ある画廊の中で当画廊を選んで問い合わせをして下さったお客様ですから最善を尽くしたいと思っています。

ここを選んでよかったと思って頂き、満足して頂くことが何よりです。

この時も全てを売却するまでには少々、時間がかかりましたが、非常に喜んで頂け画商冥利につきます。

画廊の風習は古い?

2021年04月05日(月)

画廊には、古い言葉や昔からあるものを良く使うところだと思う事があります。
会社ですと社員1年目、社員2年目等と言うのでしょうが、画廊の世界では第一番頭、第二番頭と
呼びます。
第一番頭は、社員1年目ではなく、古いベテラン社員順に使われます。
また、今ではお洒落な使い方もする風呂敷ですが、画廊では、大きな風呂敷で絵画を包み運ぶ習慣が残っています。丁稚奉公の風習が残っているのでしょう。
いかに手早く、シュッと心地よい音を立てて包み結ぶかも番頭の力量が垣間見れます。
風呂敷の畳み方も誰が最初に決めたのでしょうか?どの番頭も同じように手早く畳んで運びます。
今時、「番頭さん!」なんて呼んでいるところをみかけたら、びっくりするかもしれませんね。